印刷は結構難しい作業で、自分の思い通りの色が出るとは限らないものです。
お客様の理想に近い紙袋を作成していただくため、印刷時に起こりうるリスクをしっかりと理解していただき、
その上で少しでもリスクを軽減するための対策を、ベリービーはお伝えできればと思っております!
紙袋デザイナー加茂が印刷についてご紹介します!
紙袋専門デザイナー
加茂
CMYKの4色のドットを細かく並べることで、写真やイラスト等、あらゆるデザインの再現を行う方法です。
インクは混ぜれば混ぜるほど濁っていくので、鮮やかな色の再現ができないのが特徴です。
数値で印刷色を表しますが、
インクの重なり具合などによって印刷するごとに仕上がりが異なる場合があります。
フルカラー印刷では表現できない鮮やかな色やメタリック色、蛍光色なども「特色インキ」を使用することで、表現が可能になります。
世界共通の
色見本帳
を利用し、世界中のデザイナー、工場と共通の色を見ながら仕上がりのイメージを共有することができますが、
見本帳の色を目指して職人がインクを塗り上げるので、残念ながら“色ブレ”はゼロではありません。
希望の色や、指定色と異なる場合に「色ブレ」という言葉が使われます。
「色ブレ=指定色と違う」ですが、指定色の見本色にしているものが適正なものかも微妙なところです。
どのような印刷方法、素材を使用しても
必ず起こりうる「色ブレ」が存在してしまう
のです。
色ブレは何故起こってしまうのでしょうか。
完璧に希望の色で印刷することは難しいですが、対策はいくつかあります。
指定した印刷色を、本製造と同じ素材と印刷機を使用して
本番と全く同じ仕上がりを確認すること
です。自分の希望に仕上がっているか、または許容値になっているかを事前に確認します。
一度指定をした素材と指定色のとおりに仕上がるとは限りません。2回目、3回目の本機色校正を行い希望の色味になるように調整を行うこともあります。
※仕様によって価格は変動します。
ベリービーはこだわりのパッケージをお届けしたく、 「イメージと違った!」ということがないよう本機色校正をおすすめしています。 ですが、サービスが不要な方には早く、安くご注文いただけるよう必須のサービスにはせず、お客様に判断をしていただいております。
コスト感や納期など様々な要因を加味し、その上でどのような対応が可能か、しっかりとご提案をいたします。
なるべく専門知識不要で素敵な仕上がりの紙袋をご注文いただけるよう、サービスや商品の開発を進めておりますが、こだわりの完成イメージがある場合には、どうしても加工などを理解しなければ、希望通りのものに仕上がらないことも出てきてしまいます。