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ベリービーバッグからみなさまへ。
おもに紙袋デザインについてのお便りをお届けします。
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ハイブランド紙袋に人気な仕様を知りたいあなたへ。
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こんにちは！ベリービーバッグのウラベです。
秋もいよいよ深まる今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
このウェブレターを読んでいる方のなかには、「紙袋づくりに興味がある」方が多いのではないかと思います。今回は皆さまに役立ちそうな、「ハイブランド紙袋でよく使われている仕様は何なのか？」について、お伝えしていきます！
まず何もない状態から「紙袋を作ろう」となって最初にすることは、いいお手本を探すことからではないでしょうか。とはいえ、紙袋の見本をたくさん手に入れるのは個人では限界がありますし、さまざまな紙袋を集めて紹介してくれる、というような親切なサイトは(ベリービーバッグの紙袋ブログをのぞけば)そうそうありません。
ネットでよく目にする紙袋といえば、ハイブランドの紙袋ですね。これはオークションで取引しやすいことや、見栄えがいいので紹介したくなることから多いのだと思います。
そんなハイブランドの紙袋は、「いいもの」として多くの人に知られているので、お手本にするにはうってつけなのです。
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紙袋でまず目がいく場所が、紙袋の顔ともいえる「ロゴ」。
「ロゴ＝印刷」と思いがちですが、ハイブランドの紙袋では「箔押し」という方法が人気です。
左の画像が金色でロゴを印刷したもの、右の画像が箔押しでロゴを表現したものですが、比べてみるとその違いがよく分かるかと思います。
「箔押し」というのは、ホットスタンプのような形で金や銀などメタリックに輝く箔や、発色のいい顔料箔を熱圧着させて紙に転写する方法なので、印刷では表現の難しいメタリックな輝きや発色のよさを出すことができます。
思い返してみれば、ハイブランド紙袋のロゴはこんな感じが多いのではないでしょうか。
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ハガキやチラシなど、薄いものよりも厚いもののほうが高級感が増して感じます。紙袋でも同様に、ハイブランドで使われる紙袋は厚い紙がよく使われています。しっかりした印象になるので、高級なものを入れるのなら紙の厚みにもこだわったほうが良いでしょう。
ただし、分厚すぎると折り目が割れることもあり、適度な厚さに調整することが重要です。
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紙袋の表面に薄く入った柄に注目してください。
これは「エンボス」といって、プレス機で紙に凹凸をつける加工で紙に柄を施しています。
ハイブランドともなると、ロゴを用いたオリジナルの柄をつくってエンボス加工をするところも少なくありません。
ストライプなどの普遍的な柄のほか、布のように見える凹凸の柄も人気があります。エンボス加工で柄をつけると一気にラグジュアリーさが増すので、ハイブランドに人気があるのもうなずけますね。
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ハイブランド紙袋で人気の高級感があるハンドルといえば、「サテンリボン」や「ツイストロープ」です。
右の画像の「サテンリボン」はアクセサリーやアパレルグッズにも使われていることも多く、馴染みがある素材ですね。艶のあるリボンは、女性向けのブランド紙袋に絶大な人気があります。
一方、左の画像の「ツイストロープ」は名前だけではイメージしにくいかもしれませんが、見ると誰もがゴージャスな印象を受けるハンドルです。「ブランド紙袋に使っていそう」とすぐにイメージしてくれそうですね。
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ハンドルは素材のほか、その留め方もいくつか種類があります。ハンドルの結び目が見える「横穴留め」が一般的ですが、ハイブランドでは結び目が見えないすっきりとした「縦留め」が人気です。
見た目がきれいな「縦留め」はこだわりの紙袋でよく使われますが、一点留意しておきたいのは重いものを入れるのには向かないことです。商品の重さも考慮して選ぶと良いでしょう。
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紙袋の内面までこだわってこそハイブランドの紙袋、と言っても過言ではないくらい、内面印刷をした紙袋は多いです。
統一感を出したければ、外側で使われている色と合わせたカラーで内面印刷するのがおすすめです。実際、ブランドカラーを使った紙袋は外と内の色を合わせたデザインが多いです。
逆に、外はシンプル、内面は派手な色柄を印刷してギャップを楽しむブランド紙袋もあります。
原紙のままの内面よりは、こうして内面にも色を入れるとそれだけで「こだわっている」感が出ますね。
いかがでしょうか。ハイブランド紙袋でも使われている仕様を取り入れると、紙袋に高級さをプラスできます。中にはコストがかかる仕様もありますが、場合によっては抑えたコストの中で取り入れられるものもあります。
ベリービーバッグには紙袋づくりに精通した紙袋デザイナーがいますので、そういった調整もご相談にのれます。気になる方は、お気軽にご相談くださいね。
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