引き出物袋は持ち込みがお得?ブライダルバッグの種類や持ち込む際の注意点など解説
2024年08月22日結婚式で引き出物を渡す際には、引き出物袋を使用することが多いです。引き出物袋はブライダルバッグと呼ばれることもあり、さまざまな種類が存在します。
種類によっては価格が高くなりがちで、式場で用意してもらうよりも自分で用意した方が安くなるケースもあります。それでは、実際に引き出物袋は持ち込みがお得なのでしょうか。
この記事では、引き出物袋は持ち込みがお得かについて解説します。ブライダルバッグの種類や持ち込む際の注意点などもあわせて解説するので、参考にしてください。
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引き出物袋は高い?持ち込むことで節約できる
引き出物袋は、多くの引き出物を入れて持ち運べるものであるため通常の紙袋よりは高めです。それでは、実際に引き出物袋の相場はどのようになっているのでしょうか。
ここでは、引き出物袋の相場について紹介します。
引き出物袋の相場
引き出物袋の相場は、400円から700円程度となっています。しっかりした袋であること、およびめでたいイベントで使用する袋であるため装飾などにこだわるため高い価格となりがちです。
また、式場名などが印刷されている場合もあり、印刷代もかかり高めとなっています。一方、袋のオーダーメイドが可能なサービスを使用すれば1袋150円から500円程度で制作可能です。
自分で用意すれば式場で用意してもらうよりも半額以上の価格で制作できるので、お得感があります。
式場のものが高いわけではない
引き出物袋は、基本的に式場で用意してもらえる場合が多いです。自分で用意した方が安く抑えることができる点は魅力的ですが、式場のものが高すぎるわけではありません。
式場の紙袋の場合、ロゴや式場名の箔押しがあったり、ハンドルがしっかりしていたりします。これにより、高級感があり特別な袋であることを印象付けます。
引き出物をしっかりと持ち運べることが求められる中で、多少高いものの式場で用意しているのはニーズを満たすものが大半です。
引き出物袋の種類
引き出物袋はワンパターンではなく、主に以下の種類が存在します。
- 万能タイプの紙袋
- 繰り返し使えるトートバッグ
以上の中から、最適なものを選ぶ必要があります。それぞれの種類のメリットやデメリットを紹介します
万能タイプの紙袋
万能タイプの紙袋の特徴は以下のとおりです。
- バリエーションが豊富
- どの式場でもマッチしやすい
- 価格が安価で制作しやすい
- 雨の日に濡れて破損しやすい素材のものがある
- 紙の厚さは実際に確認しないと失敗しやすい
汎用性が高く、万能タイプの紙袋はバリエーションが豊富で自分好みのものを制作しやすいです。また、どの式場でもマッチしやすく価格も安価な点も魅力的です。
一方、紙素材の場合は雨に濡れると強度が落ちて、場合によっては破損して引き出物を落としてしまうリスクがあります。そうならないためにも、PP加工などのはっ水性の高い紙袋を選ぶと良いでしょう。
繰り返し使えるトートバッグ
繰り返し使えるトートバッグの特徴は以下のとおりです。
- エコバッグとして活用できる
- 頑丈で繰り返し使用しやすい
- オリジナルアイテムを製作しやすい
- 制作費用が高くなりがち
- カジュアル過ぎる印象を持たせる可能性がある
トートバッグ型のメリットとして、エコバッグとしても活用できる点が挙げられます。最近ではエコバッグのニーズが高まっており、頑丈で使いやすいものを使用すれば長く活用してもらえます。
また、トートバッグの場合はオリジナルアイテムが製作しやすい点も魅力的です。一方、紙袋と比較すると制作費用が高くなりがちです。
ほかにも、カジュアル過ぎて引き出物袋としてはふさわしくないと印象付けてしまう場合があります。
おしゃれな引き出物袋の特徴
引き出物袋を制作する場合、少しでもおしゃれに制作したいものです。おしゃれな引き出物袋の特徴として、以下が挙げられます。
- 清潔感のある白や式のテーマにあわせた色
- デザインは無難な無地や縁起の良い水引き
- ハンドルや紙質が見た目を大きく左右する
各特徴について、詳しく見ていきましょう。
清潔感のある白や式のテーマにあわせた色
結婚式の引き出物を入れるために使用する引き出物袋には、清潔感があるものが最適です。清潔感があるカラーリングは、白が無難です。
奇抜なカラーリングと違って、白は良い意味で相手に与える印象はありません。白以外では、ゴールドやダーク系のブラウンやネイビーも人気があります。
披露宴でテーマカラーがある場合は、テーマカラーに合わせるのも良いでしょう。
デザインは無難な無地や縁起の良い水引き
カラーリング同様、デザインも無難なものを選定すると良いでしょう。デザイン的にシンプルで、癖が少ないものを選んでください。
無地がおすすめですが、水引きやロゴやメッセージなどを箔押ししたデザインも最適です。一方、費用を抑えようと考えて普段の買い物で付いてくるショップバッグを転用するのは控えてください。
また、派手な装飾などを付けるとその分だけ費用が高くなるため、費用対効果も考えてデザインを選ぶと良いでしょう。
特殊加工を施すことで光沢やツヤ感が生まれて、撥水効果も期待できます。既製品でも特殊加工されているものも多く、既製品を選べば価格としても極端に高いわけではありません。
また、ハンドルについても紙ではなく紐素材を選ぶことで、見た目が良くなるだけでなく実用性も高くなります。
ハンドルや紙質が見た目を大きく左右する
紙質はカラーリングやデザイン以上に与える印象が大きく、おしゃれなものを製作したいと考えている場合にこだわりたいポイントです。紙質は無垢なものではなくPP加工やエンボス加工など特殊な加工を施したものを使用するとおしゃれになるでしょう。
引き出物袋の費用を節約する方法
引き出物袋を用意する場合、なるべく費用を抑えたいです。そこで、費用を節約する方法として以下が挙げられます。
- 引き出物袋を自分で用意する
- ブランドの袋を再利用する
- 引き出物カードや引き出物宅配にする
各方法の詳細は、以下のとおりです。
引き出物袋を自分で用意する
引き出物袋は、式場で用意してもらうのではなく自分で用意した方が節約できる場合が多いです。自分で用意する手間がかかるものの、オーダーメイド可能なサービスが多く、簡単に制作できます。
デザインが豊富なサービスもあるので、うまく活用すれば魅力的な引き出物袋を安価に製作可能です。また、トートバッグなど、様々な袋から選択できるメリットもあります。
式場のロゴが入っていることにこだわりがない場合は、引き出物袋を自分で用意するのがおすすめです。
ブランドの袋を再利用する
改めて引き出物袋を用意するのではなく、引き出物を購入した際の袋を再利用する方法もあります。高級ブランドで引き出物を購入した場合、引き出物袋を無料でもらえる場合もあります。
引き出物を注文する際に、引き出物袋としても使用したい旨を伝えてみてください。ただし、長時間の持ち運びを想定していない袋がもらえる場合もあり、サイズが小さい可能性があります。
どのような袋をもらえるのかをよく確認して、使用できそうかどうかを判断しましょう。
引き出物カードや引き出物宅配にする
古くは、引き出物といえば当日渡す形が一般的でした。最近では、結婚式当日ではなく後日宅配で渡す「引き出物宅配」を選択するケースが増えています。
引き出物宅配を利用することで、重い引き出物を持って帰る必要がなく便利です。また、引き出物袋自体も必要なくなります。
カタログギフトのように受け取った人が自由に引き出物を選択できる引き出物カードを渡す場合もあります。引き出物カードを渡す場合、引き出物袋は別途用意する必要がなくなり便利です。
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引き出物袋を持ち込む際の注意点
引き出物袋を持ち込む形で準備する場合、以下の点に注意が必要です。
- 持ち込み料がかかることがある
- 引き出物袋の大きさは揃える
- 質が良くないと安くみえてしまう
ここからは、各注意点について、詳しく解説します。
持ち込み料がかかることがある
引き出物袋を自分で用意する場合、式場から持ち込み料が請求される場合があります。最近では、持ち込みが自由になり無料で利用できる場合があるものの、一部では持ち込み料がかかるかもしれません。
持ち込み料は1袋当たりで請求される場合が多く、1袋200円程度かかることが多いです。少しでも節約して自分で引き出物袋を用意したとしても、結果として持ち込み料が請求されてしまうかもしれません。
また、持ち込みできない式場もあるので事前に確認してください。
引き出物袋の大きさは揃える
引き出物袋のサイズは、バラバラなものを選ぶのではなくサイズを揃えるのが鉄則です。引き出物によってサイズが異なるため、小さなサイズのものを選んで安く抑えたいと考えがちです。
ただし、袋のサイズが違うと引き出物の中身が違うことが一目瞭然となり、引き出物を受け取る側に余計な気遣いをさせてしまうかもしれません。そのため、失礼にならないように必ず袋のサイズは統一する対応を図ってください。
質が良くないと安くみえてしまう
少しでも引き出物袋の費用を抑えようとして、紙質が良くないものを選ぶと、安っぽくみえてしまいます。特に、紙質は相手に与える印象が大きく、なるべく見栄えの良いものを選びたいという方も多いのではないでしょうか。
引き出物を購入した際についてきた袋を使用する場合、基本的には引き出物袋として使用することを想定していない場合が多いです。そのため、そのまま転用してしまうとけちくさい印象を与えてしまう可能性があります。
既製品の中でも特殊加工を施した袋があるので、うまく活用して安っぽくみえないように工夫しましょう。
引き出物袋が購入できる場所
引き出物袋を自分で用意する場合、どこで入手できるかを確認しておくことも重要です。引き出物袋を購入できる場所として、以下が挙げられます。
- 紙袋専門店や100円ショップなどの実店舗
- 紙袋専門店や楽天などのオンラインストア
各購入場所の特徴などについて、詳しく解説します。
紙袋専門店や100円ショップなどの実店舗
紙質や厚みなどは、実際に手に取ってみないとわからない場合が多いです。そこで、紙袋専門店や無印良品、100円ショップなどの実店舗で購入すると良いでしょう。
100円ショップでは安価で購入できるだけでなく、ショップによってはキャラクター入りのものも取り扱っています。近くに店舗がなければ利用できない難点があるものの、確実性を取るなら実店舗がおすすめです。
紙袋専門店や楽天などのオンラインストア
近所に実店舗がない場合や、自宅で気軽に依頼したい場合は紙袋専門店や楽天などのオンラインストアを利用する方法もあります。紙袋専門店では、ホームページでテンプレートなどを活用しながら簡単に引き出物袋のオーダーが可能です。
また、楽天市場などのオンラインショッピングモールでも、既製品の引き出物袋を扱っています。簡単に複数店舗の引き出物を比較できるだけでなく、より安価に引き出物袋を入手できます。
また、ショップによってはサンプルをくれる場合もあり、実物をみたうえで利用することも可能です。
引き出物袋に関するよくある質問
ここでは、引き出物袋に関するよくある質問について紹介します。質問に対する回答も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
引き出物袋をおしゃれに自作する方法はありますか?
引き出物袋は、自作して準備する方法もあります。自作する場合、少しでもおしゃれなものを制作したいのではないでしょうか。
手軽におしゃれ感を出す方法として、ハンドル部分にリボンを付ける方法があります。テーマカラーとマッチしたリボンを選択すれば、統一感が生まれてよりおしゃれにみえます。
ほかに、引き出物袋に結婚式の定番となるフレーズが記載されたシールを貼る方法もおすすめです。貼る位置などを工夫すれば、スタイリッシュでおしゃれな引き出物袋にアップデートできます。
引き出物袋が持ち込みだと気づかれたくないのですがどうしたら良いですか?
明らかに安価な見た目なものを選択した場合、引き出物の袋が持ち込みであることに気づかれるかもしれません。また、既製品を使用するとありきたりなデザインになるため、持ち込みであることが気づかれるケースもあります。
持ち込みであることを気づかれたくない場合、一工夫加えると良いでしょう。たとえば、DIYでシールを貼付したりリボンを付けたりするだけでも、違いを出すことができます。
また、カラーリングやデザインなどが特徴的なものを選択するのもおすすめです。
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まとめ
結婚式で使用する引き出物袋は特別なシーンで使用するものであるため、こだわりたいという方も多いのではないでしょうか。一方、一般的な紙袋と比較すると費用が高くなりがちで、少しでも節約したい場合もあるでしょう。
引き出物袋は式場で用意してもらえますが、少しでも費用を抑えるためには自分で準備するのがおすすめです。この記事で紹介した内容を参考にして、最適な引き出物袋を用意しましょう。
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