オンデマンド印刷とオフセット印刷の違いとは?それぞれのメリット・デメリットや向いている印刷物を紹介!

2024年08月22日
オンデマンド印刷とオフセット印刷の違いとは?それぞれのメリット・デメリットや向いている印刷物を紹介!

ポスターやチラシなどは、印刷会社に依頼して作成するのが一般的な流れです。印刷会社に依頼をするときには、大きく「オンデマンド印刷」「オフセット印刷」の2種類があります。

それぞれのメリット・デメリットを知ることで、さまざまな状況に適した印刷方法を選ぶことができます。

そこでこの記事ではオンデマンド印刷・オフセット印刷の違いについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

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オンデマンド印刷とは?

オンデマンド印刷は、必要な分の印刷ができる印刷方法です。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの組み合わせで構成された色をオンデマンド機で印刷します。

オンデマンド印刷はさらに細分化でき、「トナー式」「インクジェット式」の2つの印刷方法があります。

トナー式は、粉末状のインクを吹き付けたドラムを用紙に押して印刷をします。トナー式は印刷の耐久性が高いため、低コストの印刷方法です。

インクジェット式は、インクカートリッジから用紙にインクを吹き付けて印刷します。インクジェット式は色の再現性が高く、高品質での印刷を行えるのが大きな特徴です。

オフセット印刷とは?

オフセット印刷は、「製作版」を用いた印刷方法です。インクが塗られた版を直接紙に転写させるのではなく、ゴムブランケットに転写してから印刷をします。

そんなオフセット印刷には、文字の部分が凸状になった製作版を使う「活版印刷」や、金属製の版を使う「グラビア印刷」など、さまざまな種類があります。

インクが紙にしっかり密着するため、文字や写真など細かい部分まで鮮明に再現ができます。そのため、安定したクオリティで大量の印刷ができるでしょう。

オンデマンド印刷のメリット・デメリット

オンデマンド印刷は、近年あらゆるニーズが多様化したことで発展してきた印刷方法です。ここでは、オンデマンド印刷のメリット・デメリットを解説します。

オンデマンド印刷のメリット

オンデマンド印刷のメリットには、大きく3つあります。

  • 部数が少ない印刷に向いている
  • 短時間で印刷できる
  • 連続した印刷に最適

それぞれ1つずつ解説します。

部数が少ない印刷に向いている

オンデマンド印刷は、部数が少ない印刷に向いています。たとえば、会社でプレゼンの資料を作成するとき、「限られた部数を印刷したい」というニーズを満たすことが可能です。

オンデマンド印刷はデータを用いた印刷方法なので、1枚からでも印刷できます。臨機応変な対応が必要なときに最適です。

短期間で印刷できる

オンデマンド印刷は、短時間で印刷ができることも大きな特徴です。オンデマンド印刷は、印刷物ごとに「版」を用意する必要がありません。そのため、版を作る工程がないので、スピーディーに印刷できます。

そのため、納期が迫っているときや取り急ぎの対応が必要なときに、うってつけの印刷方法です。

連続した印刷に最適

「イラストの一部を変えて印刷をしたい」「番号を1文字だけ変えて連続で印刷したい」といった内容にオンデマンドは最適です。例えば、個人へのDMや抽選券のシリアルナンバー印刷は、オフセット印刷で依頼するとコストがかさんでしまいます。

オンデマンド印刷は、一枚一枚異なるものを連続して刷る印刷に向いています。

オンデマンド印刷のデメリット

オンデマンド印刷には多くメリットがある一方で、いくつかデメリットもあります。どちらもおさえたうえで、オンデマンド印刷をするかどうか判断すると良いでしょう。

オンデマンド印刷の主なデメリットは、以下の2つです。

  • 大量の部数には向いていない
  • 黒のテカリが目立つ

それぞれ詳しく解説します。

大量の部数には向いていない

オンデマンド印刷は、大量の部数の印刷には向いていません。なぜなら、オンデマンド印刷は部数が増えれば増えるほど、1部の単価が高くなるからです。

そのため、部数によって印刷方法を使い分けるのが良いでしょう。

黒のテカリが目立つ

オンデマンド印刷では、黒のテカリが目立ちます。特にベタが多いとテカリが目立ちやすいので、気をつけましょう。さらに、オンデマンド印刷はインクが剥がれやすいため、長期間の保存には向かない特徴もあります。

色の再現性にこだわりがある場合、オフセット印刷を検討するのも1つの手段です。

オフセット印刷のメリット・デメリット

ここからは、オフセット印刷のメリット・デメリットについて解説します。それぞれみていきましょう。

オフセット印刷のメリット

オフセット印刷のメリットには、大きく2つあります。

  • 大部数の印刷に最適
  • 高品質な仕上がりになる

オンデマンド印刷とオフセット印刷との違いにも着目しつつ、詳しく見ていきましょう。

大部数の印刷に最適

オフセット印刷は、大部数の印刷に最適です。なぜなら、オフセット印刷は製作版を用いて印刷するため、大量の部数を印刷することができるからです。

製作版にはコストはかかりますが、破損しない限りは版を繰り返して使用できます。

高品質な仕上がりになる

オフセット印刷は、印刷の仕上がりが高品質です。そのため、小さな文字やイラストもにじむことなく、はっきりと印刷できます。

とにかく綺麗に印刷したいときに最適な印刷方法でしょう。

オフセット印刷のデメリット

オフセット印刷は、大量にクオリティの高い印刷が実現できる一方で、デメリットもあります。主なデメリットは、以下の2つです。

  • 少部数の印刷だと割高
  • 納期に時間がかかる

それぞれ詳しく解説します。

少部数の印刷だと割高

オフセット印刷は、少部数の印刷だと割高になります。

まず、オフセット印刷するためには、版が必要になります。そのため、版を制作する時間と費用がかかります。印刷する部数が少ないと、逆にコストが割高になってしまうのです。

部数が少ないと、印刷会社に断られてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

納期に時間がかかる

オフセット印刷は、納期に時間がかかります。なぜなら、オフセット印刷は版の制作時間とインクを乾燥させる時間が発生するからです。

そのため、余裕もったスケジュールを確保すると良いでしょう。

オンデマンド印刷が向いている印刷物

それでは、どちらの印刷方法を使うのが適しているのでしょうか。ここからは、それぞれの印刷方法ごとに向いている印刷物の特徴を紹介します。

はじめに、オンデマンド印刷が向いている印刷物は以下のとおりです。

  • はがき
  • ポスター印刷

それぞれ詳しく解説します。

はがき

オンデマンド印刷に向いている印刷物としてはがきがあります。

はがきを用いるシーンはたくさんあるため、状況に応じてさまざまな用紙を使うことでしょう。たとえば、年賀状やオフィス移転の挨拶状では柔らかい質感の塗工紙、結婚報告や社長交代ではパールやラメが入った用紙を使います。

また、フルカラー印刷の解像度の目安は350dpiです。しかし、ポストカード印刷は200dpiでいいとされています。そのため、オンデマンド印刷でも品質の高い仕上がりになるでしょう。

ポスター印刷

ポスター印刷もオンデマンド印刷が適しています。

ポスターは季節のキャンペーンや新商品の宣伝など、デザインや内容を頻繁に変える必要があるでしょう。オンデマンド印刷はデータの編集さえすれば、文章やデザインの一部の変更に手軽に対応ができます。

そのため、ポスターの印刷にはオンデマンド印刷が最適です。

オフセット印刷が向いている印刷物

それでは、オフセット印刷に適した印刷物には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。オフセット印刷が向いている印刷物には、主に以下の3つがあります。

  • パンフレット
  • チラシ
  • 紙袋

それぞれ詳しく解説します。

パンフレット

パンフレットの印刷には、オフセット印刷が向いています。

パンフレットには、カラーイラストや写真が数多く使用されています。そのため、オフセット印刷をすれば、綺麗な発色で印刷ができるでしょう。

さらに、オフセット印刷では、よりこだわりが表現できるでしょう。小さい文字やイラストなども鮮明に印刷できます。

チラシ

チラシもオフセット印刷がおすすめです。一般的にチラシは大量の部数が必要なため、大量印刷に向いているオフセット印刷が最適です。

大量に印刷をすることで、1枚あたりにかかるコストを抑えられるでしょう。

紙袋

紙袋もオフセット印刷に向いています。

企業のショッパーやギフト用の紙袋は、デザインや色合いに個性があるものが多いです。オフセット印刷なら、細部の色合いや文字のこだわりを表現できるのでおすすめです。

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【ケース別】オンデマンド印刷とオフセット印刷を選択する目安

同じ印刷物であっても、状況によってはどちらの印刷方法が適しているか変わることもあります。

ここでは、オンデマンド印刷とオフセット印刷を選択する目安を3つ解説します。

  • ダイレクトメールを送りたい
  • 企業のパンフレットを作成した
  • 紹介用のリーフレットを作成したい

それぞれ詳しく解説します。

ダイレクトメールを送りたい

ダイレクトメールを送りたい場合、オフセット印刷がおすすめです。同様の印刷を大量にする必要があります。そのため、オフセット印刷が最適です。

一方で、顧客ごとに複数パターンのQRコードを配布したい場合、オンデマンド印刷が良いでしょう。顧客ごとに複数のパターンを用意したい場合は、オフセット印刷よりもオンデマンド印刷が良いでしょう。

企業のパンフレットを作成した

次に、企業パンフレットの制作です。パンフレットの内容が汎用的で、今後変更が生じる可能性が低い場合、オフセット印刷がおすすめです。変更が少ないことがわかっているのであれば、版を作り繰り返し使うことがコスト削減につながります。

ただし、急遽100部必要になった場合は、オンデマンド印刷がおすすめです。オンデマンド印刷は一部の変更に早く対応できるところに強みを持っています。

紹介用のリーフレットを作成したい

紹介用のリーフレットを作りたいときは、作成する目的によって印刷方法が変わります。

キャンペーンのようにピンポイントの期間に集中して印刷したい場合、オフセット印刷が適しています。あらかじめ期間が決まっているなら、データ対応を進めたほうが効率的です。

一方で、訪問営業のようにたまに使用する場合は、オンデマンド印刷がおすすめです。使用頻度が少なく変更も少ない場合は、大量に印刷しておくことでコストがおさえられるでしょう。

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まとめ

この記事では、オンデマンド印刷・オフセット印刷のメリット・デメリットの違い、適した印刷物について解説しました。

必要な分の印刷がしたいときにはオンデマンド印刷、大量の印刷が必要で色や写真の品質にこだわりたいときはオフセット印刷を用いると良いでしょう。

この記事を参考に、印刷部数や納期、使用シーンに合わせた印刷方法を使いわけると良いでしょう。

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この記事を書いた人

ベリービー | 東京・青山ショールーム チーフ 加茂 伸洋

グラフィックデザイナー / 紙袋専門デザイナー
紙袋マニアとしてメディア出演多数
TV出演「マツコの知らない世界」「ビビット」
雑誌掲載 東京ウォーカームック「東京で買える! 失敗しない手みやげ 」など