エコフレンドリーとは?企業の取り組みや生活の中で取り入れられる取り組みについて解説

2024年09月12日
エコフレンドリーとは?企業の取り組みや生活の中で取り入れられる取り組みについて解説

「エコフレンドリーという言葉を聞いたことがある」という方もいるのではないでしょうか。エコフレンドリーとは、環境や地球に優しい行動などを指す言葉です。

近年、その重要性が高まっていますが、具体的にどのように実践すれば良いか悩む方も多いでしょう。この記事では、エコフレンドリーの定義から企業の取り組み事例、日常生活で実践できる方法まで詳しく解説します。

個人でも取り組めるエコフレンドリーについて、この記事を参考にぜひ実践してみてください。

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ベリービーでは、経験豊富なデザイナーが素材やデザインをディレクションし、お客様のブランディングに最適なパッケージをトータルでデザインいたします。おしゃれでブランディング効果のある紙袋を製作したいという方は、ぜひベリービーのオーダー紙袋をご利用ください。「まずは見積もりだけしたい」という方も大歓迎です。

エコフレンドリーとは

エコフレンドリーとは、環境や人、動物に優しい行動や製品、サービスを指す言葉です。地球環境に配慮して、持続可能な社会を目指すことやわたしたちの活動を見直すことを目的としています。

エコフレンドリーな取り組みは、環境負荷を減らし地球資源の保護に貢献します。具体的には、再生可能エネルギーの利用・廃棄物の削減・リサイクルの推進などです。また、生物多様性の保護や、化学物質の使用削減なども含まれます。

エコフレンドリーな行動は、個人レベルから企業レベルまでさまざまな規模で実践可能です。日常生活での小さな心がけから、企業の大規模な環境保護プロジェクトまで、エコフレンドリーにつながるポイントは多種多様です。

エコフレンドリーの確認方法

エコフレンドリーな製品やサービスを選ぶ際、どのように判断すれば良いのでしょうか。ここでは、エコフレンドリーな製品やサービスを確認する方法について解説します。

エコフレンドリーな製品は認証マークで判断可能

エコフレンドリーな製品を見分ける最も簡単な方法は環境ラベルや認証マークを確認することです。これらのマークは、第三者機関によって認定され、製品の環境性能を保証します。

代表的な環境ラベルには、以下のようなものがあります。

  • FSC認証:持続可能な森林管理を証明するマーク
  • エコマーク:日本環境協会が認定する環境ラベル
  • MSC認証:持続可能な漁業を証明するマーク
  • 有機JASマーク:有機農産物や有機加工食品を示すマーク

これらのマークが付いた製品を選ぶことで、確実にエコフレンドリーな選択ができるでしょう。

参考:FSC認証

企業のWebサイトで確認する

企業のWebサイトで確認するのも、エコフレンドリーに対応しているかどうか確認する手段の1つです。

多くの企業が、自社のエコフレンドリーな取り組みをウェブサイトで公開しています。企業の環境方針、持続可能性レポート、CSR(企業の社会的責任)活動などを確認することで、その企業がどれだけエコフレンドリーに取り組んでいるのかを判断できるでしょう。

また、製品の原材料や製造過程、廃棄方法などの情報も、Webサイトで公開されていることが多いです。これらの情報を確認することで、製品のライフサイクル全体におけるエコフレンドリー度を評価できます。

企業によるエコフレンドリーにつながる取り組み

多くの企業が環境保護に積極的に取り組んでいます。ここでは、エコフレンドリーな取り組みを進めている企業を紹介します。

ベリービー

ベリービーは、オリジナルの紙袋を製造する企業です。

商品の1つである「バリューペーパーバッグ」は、ボディーからハンドルまですべて紙でできていて、丸ごとリサイクル可能であることが大きなポイントとなっています。

「バリューペーパーバッグ」は、FSC認証マークの印刷が可能です。FSC認証は、大手企業だけでなく多くの企業から相談があります。このマークがあることで、エコフレンドリーな取り組みを積極的にしているブランドのコンセプトがより深まり、説得力が増すでしょう。

たとえば、スターバックスはカップやストロー、その他紙製品にFSC認証マークを付けています。このように、エコフレンドリーな包装材を使用することで、企業のブランドイメージ向上にも貢献するでしょう。

ユニクロ

アパレルブランドのユニクロが取り組むのは、「RE.uniqloプログラム」と呼ばれるプログラムです。このプログラムで実施されているのは、水やエネルギー使用量の削減、再生ポリエステルの使用などです。

また、ユニクロでは、天然繊維やリサイクル繊維の採用も積極的に進めています。これにより、製品のライフサイクル全体での環境負荷の低減が可能です。

ユニクロの取り組みは、大量生産・大量消費型のファストファッション業界において、エコフレンドリーな方向性を示す好例といえるでしょう。

コストコ

大手小売チェーンのコストコは、サプライチェーン全体でエコフレンドリーな取り組みを実施しています。たとえば、違法な森林破壊をしていない国から原料を調達することで、生物多様性の保護に貢献しています。

さらに、日本の店舗では、廃棄予定のメロンやオレンジをスムージーにして販売し、合計2万kgのフードウェイストを防ぐことができました。この取り組みは、食品廃棄物削減という重要なエコフレンドリーな課題に対する革新的な解決策といえるでしょう。

プラダ

高級ファッションブランドのプラダは、再生ナイロン「エコニール」を使用した製品を展開しています。「エコニール」は、海から回収した繊維廃棄物や漁網、プラスチックの廃棄物などを再利用して作られています。

この取り組みにより、温室効果ガスの排出を80%カットし、石油を約1100万L節約することに成功しました。

プラダの事例は、高級ブランドにおいてもエコフレンドリーな取り組みが可能であることを示す例となっています。

ディオール

ディオールでも、エコフレンドリーな取り組みがみられます。

ディオールでは、製品のパッケージからセロファンを廃止し、ガラスに変更しました。この変更により、年間40トン以上のプラスチックの削減に成功しています。高級ブランドにおけるこのようなエコフレンドリーな取り組みは、業界全体に影響を与える可能性があります。

提案をご希望の方は、ショールームへ!

東京青山と大阪にあるショールーム、業界初の「オンラインショールーム」 では、紙袋専門のデザイナーがオリジナル紙袋づくりのサポートをいたします。オリジナル不織布バッグ、リボンやシール、オリジナルボックスの見本もご用意。
印刷や加工方法がわかる豊富なサンプルをご覧いただけます。
おしゃれなオリジナルパッケージづくりをお手伝いしますので、お気軽にご予約ください。

生活に取り入れられるエコフレンドリー

個人レベルでも、日常生活の中でエコフレンドリーな行動を取り入れることができます。ここでは、日常生活の中でも取り入れやすいエコフレンドリーな取り組みを紹介します。

ゴミの分別・リサイクル

適切なゴミの分別やリサイクルは、エコフレンドリーな取り組みには欠かせません。

住んでいる地域のルールに従ってゴミを分別し、リサイクル可能なものは確実にリサイクルに回すことが重要です。

製品に付いている識別表示マークを確認して適切に分別することで、資源の有効活用につながります。また、生ゴミを堆肥にすることで、有機廃棄物を減らし、家庭菜園などに活用することもできるでしょう。

このような取り組みは、廃棄物の削減と資源の循環利用を促進し、エコフレンドリーな社会の実現に貢献します。

エコバッグ・マイボトルの使用

エコバッグやマイボトルの使用は、個人レベルでも簡単に始められるエコフレンドリーな行動の1つです。ビニール袋の使用量を減らすことで、プラスチック廃棄物の削減につながります。

同様に、マイボトルを持ち歩くことでペットボトルのゴミを削減可能です。これらの行動は、個人レベルでは小さな変化かもしれませんが、多くの方が実践することで大きな環境保護効果を生み出します。

エコバッグやマイボトルの使用は、エコフレンドリーな行動の象徴としても広く認識されています。

環境認証マークの製品を選ぶ

環境認証マークは、製品のエコフレンドリー度を示す重要な指標です。日常の買い物の際に、これらのマークが付いた製品を優先的に選ぶことで、エコフレンドリーな消費行動を実践できます。

環境認証マークにはさまざまな種類があり、それぞれが異なる環境配慮の側面を示しています。たとえば、エネルギー効率を示すマークもあれば、持続可能な原材料調達を示すマークもあります。自分の価値観や関心に併せて、適切なマークを持つ製品を選ぶと良いでしょう。

ベリービーでも少し前から環境に優しい仕様の紙袋の人気が高まっており、上記の独自のエコマークのついたバリューペーパーバッグを商品化しています。バリューペーパーバッグについてさらに詳しく知りたいという人は、「新商品!環境に優しい紙袋なら「バリューペーパーバッグ」がおすすめ」をご覧ください。

車での移動を極力減らす

エコフレンドリーな生活を送るうえでは、移動手段を見直すことも重要です。

可能な限り車での移動を減らし、公共交通機関や自転車を利用することで、CO2排出量を大幅に削減できます。

短距離の移動には徒歩や自転車を選び、長距離の移動には電車やバスを利用するなど、状況に応じて最適な移動手段を選択することが大切です。また、車を使用する必要がある場合は、EV車(電気自動車)やハイブリッド車など、よりエコフレンドリーな車種を選ぶことも検討しましょう。

これらの取り組みは、大気汚染の軽減や都市の渋滞緩和にも貢献し、より住みやすい環境づくりにつながります。

ゴミの削減を意識する

エコフレンドリーな生活を送るためには、ゴミの発生そのものを減らすことが重要です。

使用済みの家具や家電をリサイクルショップに持ち込むなど、不要になったものを再利用する習慣をつけましょう。

また、物を購入する際は、その製品の寿命や処分方法も考慮することが大切です。長く使える高品質な製品を選んだり、修理可能な製品を優先したりすることで、ゴミの発生を抑えられます。

さらに、包装や緩衝材の少ない製品を選んだり、詰め替え用がある製品を利用することで、日常生活から出るゴミの量を減らせるでしょう。これらの小さな心がけが、エコフレンドリーな社会の実現につながります。

節電を心がける

家庭でのエネルギー消費を減らすこともエコフレンドリーな生活には重要です。「不要な照明をこまめに消す」「待機電力を減らす」など、日常的な節電を心がけましょう。

また、省エネ家電を利用するのも効果的です。エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの主要家電を購入する際は、省エネ性能の高い製品を選びましょう。これらの製品は初期投資が高くなる場合がありますが、長期的には電気代の節約につながります。環境にも優しいです。

さらに、太陽光パネルの設置など、再生可能エネルギーの導入を検討するのもおすすめです。こうした取り組みは、家庭からのCO2排出量を大幅に削減できるため、エコフレンドリーな行動につながります。

必要なものだけを購入するようにする

エコフレンドリーな消費行動の基本は、必要なものだけを購入することです。衝動買いを避け、本当に必要なものかどうかをよく考えてから購入するようにしましょう。

特に食料品を必要以上に購入した場合、使い切れず廃棄してしまうことで食品ロスにつながります。適切な量を購入し、無駄なく消費することで、食品ロスの削減に貢献できるでしょう。

また、物を購入する際は、その製品のライフサイクル全体を考慮することが重要です。耐久性が高く、長く使える製品を選ぶことで、結果的に消費量と廃棄物を減らすことができます。

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ベリービーでは、経験豊富なデザイナーが素材やデザインをディレクションし、お客様のブランディングに最適なパッケージをトータルでデザインいたします。おしゃれでブランディング効果のある紙袋を製作したいという方は、ぜひベリービーのオーダー紙袋をご利用ください。「まずは見積もりだけしたい」という方も大歓迎です。

まとめ

この記事では、エコフレンドリーとはどのようなものなのか、解説しました。エコフレンドリーとは、環境や地球に優しい行動や製品を指す言葉で、取り組んでいる企業も多くあります。

企業の取り組みとしては、環境に配慮した製品開発や製造プロセスの改善、廃棄物削減などが挙げられます。個人レベルでも、ゴミの分別やエコバッグの使用、リサイクルや節電など、日常生活の中で簡単に始められる行動は多いです。

エコフレンドリーな生活を送ることは、地球環境の保護だけでなく、私たち自身の生活の質の向上にもつながります。1人ひとりが意識を持ち、できることから始めていくことが重要です。

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この記事を書いた人

ベリービー | 東京・青山ショールーム チーフ 加茂 伸洋

グラフィックデザイナー / 紙袋専門デザイナー
紙袋マニアとしてメディア出演多数
TV出演「マツコの知らない世界」「ビビット」
雑誌掲載 東京ウォーカームック「東京で買える! 失敗しない手みやげ 」など