化粧品OEMにかかる費用はどれくらい?商品別の費用例をもとに解説

2025年01月14日
化粧品OEMにかかる費用はどれくらい?商品別の費用例をもとに解説

化粧品を販売するうえでOEMを検討している方もいるのではないでしょうか。化粧品OEMはさまざまなメリットがあり、効率的に販売を行うことが可能です。しかし、化粧品OEMを販売するためには、どの程度の費用が必要か分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、化粧品OEMの費用を商品別に解説していきます。化粧品OEMを販売するのに費用がどれくらいか確認したいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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化粧品OEMとは?

化粧品OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、製造メーカーが化粧品ブランド製品の製造を請け負う仕組みのことです。ブランド側は製造工程を専門家に任せることができるため、製品企画やマーケティングに注力でき、効率的に事業を展開できます。

OEMの特徴は以下のとおりです。

  • 製品開発から製造、納品までを一気通貫でサポート
  • コスト削減と短納期の製造が可能
  • 独自ブランド(PB)を立ち上げるサポートが受けられる

製造面やコスト面でメリットがあるため、OEMの利用は低リスクで製品を市場投入できます。

化粧品OEMでかかる費用

化粧品OEMにかかる費用は、商品やロット数によって大きく変動します。化粧品OEMでかかる費用は以下のとおりです。

  • バルク費用
  • サンプル費用
  • 容器・化粧箱費用
  • パッケージのデザイン費用
  • 充填・梱包・発送費用

それぞれ詳しく解説します。

バルク費用

化粧品の中身である「バルク」にかかる費用は、品質と量に直結します。1kgあたり1万円〜3万円程度です。高品質な美容液やエッセンスの場合、さらに費用がかかることもあります。

例えば、保湿成分や抗酸化成分を多く含む製品は、原材料が高価なためコストが上昇します。なお、大量生産を見越した場合は、成分やロット数を考慮しながらメーカーと相談すると良いでしょう。

サンプル費用

製品を開発する前には必ずサンプル品の作成が必要です。 サンプル品は1種類につき5万円〜10万円程度が目安ですが、修正が必要な場合、追加費用が発生することもあります。

サンプル作成は最終製品の品質を確認する重要な工程です。特に初回の仕様確認に時間をかけることで、後々手直ししないといけない事態を防げます。そのため、安く済ませようとするのではなく、ある程度の資金を投下することをおすすめします。

容器・化粧箱費用

化粧品の印象を左右する容器や化粧箱の費用も無視できません。プラスチック容器の費用相場は1個あたり50円〜200円程度ですが、化粧箱の費用相場は1個あたり20円〜100円前後です。

容器は機能性とデザイン性のバランスが重要です。例えば、高級感を重視する場合は、ガラス容器や金属キャップなど、単価が高い選択肢が必要になります。

パッケージのデザイン費用

パッケージデザイン費用は、ブランドの独自性を示す重要な投資です。 基本的なデザインで10万円〜30万円程度が相場ですが、デザイナーの実績や仕様によって費用は大きく異なります。

化粧品のターゲット層やブランドイメージを明確にしたうえで、プロのデザイナーに依頼することで、より魅力的な製品を目指せるでしょう。お金をかければ良いパッケージを作れるわけではないので、デザイナーは実績を多数有する方を選定するようにしましょう。

充填・梱包・発送費用

充填作業は1本あたり10円〜50円程度が一般的であり、梱包と発送の費用はロット数や配送先により異なります。

特に、海外輸出を予定している場合は、輸送コストが全体の費用に大きく影響します。ロジスティクスを効率化することも重要です。

【商品別】OEMでかかる費用例

化粧品OEMでは、製品の種類によって必要なコストが異なります。それぞれの製品に求められる特性や仕様により、費用構成も変動します。ここでは代表的な製品別に費用の目安を解説します。

  • 化粧水
  • 美容液
  • フェイスマスク
  • シャンプー
  • スタイリング剤
  • 香水

化粧水

化粧水はOEM製品の中でも比較的コストが抑えやすい商品です。 バルク費用は1Lあたり5,000円〜1万円程度が相場で、容器代は1個あたり50円〜150円程度が相場です。

シンプルな成分設計にすることで、コストをさらに抑えられます。特に保湿を重視した基本的な配合であれば、初めてOEMを依頼する企業にも適しています。

美容液

美容液は高機能性を求める製品が多いため、他の商品よりも費用が高くなる傾向にあります。 バルク費用は1Lあたり1万円〜3万円程度が目安であり、容器はスポイト式やエアレスポンプ式が主流で、1個あたり150円〜300円前後です。

高濃度の美容成分や最新の技術を採用することで、製品の付加価値を高めることができます。一方、原材料費や特殊容器の導入により全体のコストが上昇する点にも考慮が必要です。

フェイスマスク

フェイスマスクは液体とシートを組み合わせた製品で、バルク費用は1Lあたり1万円〜2万円程度が相場です。 また、シート素材は1枚あたり10円〜30円程度、パッケージ費用は20円〜50円程度です。

シートの素材や液体成分の選択次第でコストに大きな幅が出ます。特に、高級感のある素材や美容液成分を採用した場合は、単価が上がる傾向にあります。

シャンプー

シャンプーは、スキンケア製品と比較して大量生産が前提となる商品です。そのため、生産コストが高くなる傾向にあります。シャンプーの バルク費用は1Lあたり3,000円〜8,000円程度が目安で、容器はプラスチックボトルが主流で、1個あたり80円〜200円程度です。

保湿成分や髪質改善を目的とした成分を追加する場合、バルク費用が上昇します。ターゲットに応じた仕様を明確にすることで、適正なコストでの製品開発が可能です。

スタイリング剤

スタイリング剤は、用途や形状(ジェル、スプレー、クリーム)によって費用が異なります。バルク費用は1Lあたり5,000円〜1万5,000円程度が相場であり、容器代はスプレーボトルやチューブなど、1個あたり100円〜300円程度です。

ヘアケア市場で注目される製品カテゴリーであるため、成分や使用感にこだわった設計が求められます。特に、自然派や無添加志向の製品は原材料費が上がる傾向にあります。

香水

香水は原材料や香料によって費用が大きく変わる商品です。バルク費用は1Lあたり5万円〜20万円程度が目安であり、容器代は高級感のあるガラスボトルが主流で、1個あたり200円〜500円程度です。

香水のOEM開発では、香料の選択が最も重要なポイントとなります。オリジナル性を追求する場合は、独自の調香や特注ボトルを採用することで付加価値を高められます。

化粧品OEMにかかる費用を抑える方法

化粧品OEMのコストは製品の仕様や依頼内容によって変動します。費用を抑えるには、いくつかの工夫が重要です。ここでは、具体的な方法を以下の3つを紹介します。

  • 処方の仕方を考える
  • ポイントに優先順位をつける
  • 小ロット対応をできるようにする

処方の仕方を考える

OEMでの費用を抑える第一歩は、処方を工夫することです。高価な成分や特殊な技術を使用するほど費用が上がるため、既存のフォーミュラを活用することで、開発コストを削減可能です。

例えば、新しい成分を採用する場合、試験や安定性確認が必要になるため、コストや時間が増加します。一方、メーカーが提供する標準的な処方を基に微調整を行うと、品質を確保しながら予算を抑えられます。

ポイントに優先順位をつける

製品開発において重要な要素を明確にすることで、無駄な費用を削減できます。 デザイン、成分、容器など、最も重視するポイントを決め、妥協できる部分を見極めることでコストをコントロールできます。

例えば、機能性を重視したい場合、パッケージデザインをシンプルにすることで費用を抑えられます。一方、ブランドイメージを優先するなら、デザイン費用を確保しつつ、内容物のコストを調整する方法が適しています。

小ロット対応をできるようにする

初期費用を抑えたい場合、小ロット対応が可能な生産体制を選ぶことが効果的です。 初回ロット数を最小限に抑えることでリスクを軽減できます。これにより、在庫管理の負担も減り、資金繰りが楽になります。

特にスタートアップ企業では、需要予測が難しいため、少量から始められるOEMメーカーを選ぶことが重要です。これにより、製品のフィードバックを早期に得て、改良を加えることも可能になります。

費用を抑えるためのOEM発注先の選び方

OEM発注先を選ぶ際には、価格だけでなく、対応力や実績など複数の視点から判断することが大切です。ここでは、以下の最適な発注先を選ぶポイントを解説します。

  • 価格が安い
  • 小ロット対応が可能
  • 実績を有する企業
  • 制作時に提案を行える企業

価格が安い

まず重要なのは、提供されるサービスに対して価格が妥当であるかです。価格の妥当性を把握するために、見積もりを複数社から取り、比較することが必要です。この際に、安価であるだけでなく、品質が確保されているかを確認します。

例えば、原材料費や容器費用に透明性があるメーカーは信頼性が高いです。安さを追求するだけでなく、コストパフォーマンスに注目しましょう。

小ロット対応が可能

発注先が小ロット対応可能かどうかもOEMメーカーを選定する際に重要です。初回生産数を抑えられることで、初期投資の負担を軽減できるだけでなく、在庫リスクを避けられるため、事業の柔軟性が向上します。

特に化粧品市場では、トレンドの変化が激しいため、小ロット対応の発注先を選ぶことでリスク管理がしやすくなります。

実績を有する企業

実績のある企業は、品質や信頼性の面で安心感があります。実績を確認する際には、事例や成功実績を確認します。製品カテゴリーごとの専門性があるかも判断基準です。

特に、大手ブランドとの取引実績があるOEM企業は、クオリティの高い製品を提供できる可能性が高いです。

制作時に提案を行える企業

OEMメーカーが製品設計や市場ニーズに応じた提案ができるかどうかも重要です。製品の差別化を図るためのアイデアが得られるかを確認するほか、経験豊富なスタッフがいるか確認すると良いでしょう。

提案力のある企業は、単なる発注先ではなく、開発パートナーとして信頼できます。

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まとめ

化粧品OEMの費用を抑えるには、処方を工夫したり、優先順位を決めたり、できるだけ小ロットで始めたりすることを意識することが重要です。また、最適なOEMメーカーを選ぶことで、コストパフォーマンス高く製品開発が可能になります。

化粧品OEMを活用することで、効率的かつスピーディーな商品展開が可能です。化粧品の新ブランド立ち上げを行う際には、OEMも候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。その際には本記事を参考に検討を深めてみてください。

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この記事を書いた人

ベリービー | 東京・青山ショールーム チーフ 加茂 伸洋

グラフィックデザイナー / 紙袋専門デザイナー
紙袋マニアとしてメディア出演多数
TV出演「マツコの知らない世界」「ビビット」
雑誌掲載 東京ウォーカームック「東京で買える! 失敗しない手みやげ 」など