日本が誇るデザイナーズブランドのこだわり紙袋
2014年09月02日こんにちは。
ベリービーの加茂です。
本日は日本のファッション業界を牽引し続けるアパレルブランドの紙袋をご紹介します。
このブランドはファッションのみならず、グラフィック、インテリア、プロダクトなど
幅広いデザイナーとの関係性も強いので紙袋をとってみても尖っています!!
表面にはなんともいえない余白を残して、花とブランドロゴが配置されています。
なんとも日本的な空間の使い方ですね。
紙はデザイナー受けのよい、紙の質感のある晒クラフトです。
花はヒナゲシの花のように見えます。
単に綺麗な花ではなく、ツボミなどが少し毒々しい形状をしているケシを
選ぶあたりがなんともデザイナーズブランドです!!
そしてよく花を見てみると、実はその花びらはプリーツが特徴のこのブランドの
商品になっています。
定番の商品を広告として使いながらも、
ただ見せるのではなく、美しい花に溶け込ますという。。。
商品の美しさがあるからこその手法です。
少し珍しいのは、花のある面に折り線が入っていること。
通常紙袋はどちらかの面に紙袋折った際の折り線が入ります。
こちらの面はB面などと呼び、メインのデザインになるものは配置しません。
こちらがA面。
こちらの方が折り線がないので、デザインが綺麗に見えるのですが。
真っ白です。
これは少し不思議なデザインです。
形状は1枚目の写真からも分かるように、
紙袋の口の部分を上に伸ばしておくことで、
口に蓋が出来るようになっています。
またマチには最近グラフィックデザインで
よく見られる細めのゴシックでURLが印刷されています。
内面は真っ白です。
ハンドルはよくあるアクリルスピンドルですが、
紐の中に芯が入っているタイプのもので、
持った時にしっかりしたイメージになります。
底を見てみると、よくある紙袋の貼り合わせ方とは違います。
これは海外ではよく見られる仕様ですが、
国内ブランドの紙袋では初めて見たかもしれません。
底が盛り上がらすに綺麗な仕上がりになります。
もちろんベリービーならこのような加工も対応可能です!!
是非ご相談ください!!
実は口折の蓋の部分がかなり凝った形状になっていたのですが、
写真と文章だけではお伝えするのが難しいので断念しました。
それほどまでに、「参った」と思わされるほど細かいディティールまでこだわっている
デザイナーズブランドならではの紙袋でした。