珍しい「蝋引き」加工を使った紙袋
2017年12月25日こんにちは、ベリービーバッグのウラベです。
今日は特殊な紙を使った、雰囲気のある紙袋をご紹介します。
茶色の紙袋はナチュラル・ヴィンテージな雰囲気にしたい場合には定番人気ですよね。
この紙袋は革製品のお店で使われているのですが、それらしいヴィンテージ感が出ています。
何とも言えない味わい深さの秘密は、紙袋に使われている紙にあります。
近づいて見ると、深みのある模様がわかりやすいかもしれません。
実はこの紙袋には「蝋引き」という特殊な加工がされているのです。
ワックスペーパーといえばイメージしやすいでしょうか。
「蝋引き」とは、紙全面に蝋を塗る加工方法です。
紙の色味が深くなり、しっとりとした手触りに変わります。
この加工を施すとアンティークっぽい雰囲気になるので、高い人気があります。
しかし、この加工は大量に生産するとなるとなかなか難しく、蝋引きの紙で紙袋を作るのは
かなりハードルが高いのです。そんな事情もあり、この紙袋を見かけた時は、
「かなり気合を入れて作られたんだろうな」と感慨深い気持ちになりました。
それだけこだわって作られた紙袋だけあって、ハンドルも珍しいかたちですね。
藁のようにも、麻のようにも見えますが、紙丸紐を編んで作られています。
ロゴマークはクールにブラック一色。素材にこだわった紙袋なので、それくらいが丁度良いですね。
とにかく人気の高い「蝋引き」加工。
こうして見ると「蝋引きの紙袋を作りたい!」という気持ちになる人も多いんじゃないかと思います。
素材を用意するのはハードルが高いのですが、より簡単な代替案としては、
「蝋引き風の印刷をする」という方法もあります。
ぱっと見た感じは、かなりそれっぽく見えるので、コスト的にも断然おすすめです。
以前にもそんな紙袋をご紹介したことがありました。(記事はコチラ)
気になる方は、ぜひ一度スタッフまでお問い合わせくださいね!