デザイン革新を常に続けてきたキッチンメーカーの紙袋
2018年11月02日こんにちは、ベリービーのカキミです。
今回は、キッチン専門メーカーの紙袋をご紹介します。
この紙袋はキッチンメーカーとは思えないようなスタイリッシュなデザインですね。
従来の日本のメーカーといえばデザインなどは二の次で機能性や技術押しというイメージがありました。
といっても最近は、メーカーなどでもブランディングなどを行いデザインなどのイメージ向上を図っている所も増えている印象はあります。
しかし、今回ご紹介するメーカーさんは90年代頃の比較的早い時期からデザインイノベーションを図ってきた数少ないメーカーのようですね。
イタリアのミラノにデザインセンターがあるようで日本のメーカーでは珍しいのかなと思います。
ホームページを拝見しましたがデザインがとても綺麗で読みやすくおしゃれな印象も受けました。
年代別のキッチンコレクションを見ましたが90年代や00年代から今の時代にも受けそうな先進的なキッチン空間を提案してきたことが分かりました。
黒色のマットな質感の紙袋にホワイト箔でロゴが印刷されています。
小さく配置されながらもロゴの存在感が際立ったデザインになっていますね。
ここまでシンプルな紙袋は、潔さがあり気持ちいいです。ロゴもスッと入ってくるのでいいのではないでしょうか。
表現の仕方も単にシンプルというよりはミニマルといった方がしっくりとくる感じです。
紐は黒色のグログランテープを使用されています。
サテンリボンより女性らしさが無くなり、スピンドル系の紐に比べてシャープで平紐に比べると、しっかりとした高級感があります。
紙袋がシンプルなデザインながらも高級感を感じるのはグログランテープを採用されているのが大きいかなと思います。
なので、今回の紙袋のミソは紐なのかなと個人的には思っています。
実際にベリービーで今回の紙袋を制作するとしたら紐をアクリル平紐にすれば、イージーペーパーバックのタイプで制作することが可能です。(厳密にはこの紙袋はマチが薄いので違いますが)マチが既成サイズでしたら紙の素材、厚み、ロゴの箔押しはイージーペーパーバックで表現することができます。
しかし、この紙袋では紐をグログランテープにしているのでベーシックカラーバックのタイプでの制作になりますね。
紐だけの違いで、ぱっと見た感じはあまり変わりが無いように思えるかもしれませんがそこには確かな違いが生まれていると思います。
もちろんロゴの配置やサイズが良いのは言うまでも無いですが紐にもこの紙袋が上質に見えることに一役買っているはずでしょう。
皆さんもサイズやデザインが決まったあとに何か違いを生み出してみたいという場合は紐に注目してみてください。
今まで悩んでいた壁を一つ越えられるかもしれません。
あとは、この奥行きですよね。
非常に薄いです。サイズ感はベリービーでいうLサイズくらいはあるので大きめの部類に入りますが、このマチの薄さは珍しいです。
マチの長さは現実的な部分で入れるものによって決まってくるので、デザイン的に決めることは難しいとは思います。
しかし、このマチの薄さがこの紙袋をシャープな印象に格上げしているのは間違いないですね!
中面はご覧の通り真っ黒に印刷されています。
ロゴ以外、黒いとこしかないですね。中まで黒くされるあたりにこだわりを感じます。
大阪の本町にこのメーカーのビル(本社は名古屋)があり、おそらくショールーム兼支社になっているのかなと思うのですが、ビルの外観がめちゃくちゃかっこいいんです。
すごく高そうなキッチンなんだろうなとずっと思っていました。実際のお値段も高いと思われますw
ビルはおしゃれというよりかは、重厚感が半端ないという感じです。
重厚感のあるビルに入ったショールームでスタイリッシュなキッチンを見て、パンフレットを入れてもらう紙袋がなんでもないような紙袋だとちょっとがっかりしますよね。
でも、今回ご紹介したような紙袋にいれてもらうと気分が上がるのではないでしょうか。
販売系の事業では必要不可欠な紙袋です。だからこそこだわったオリジナル紙袋を作ることで商品・ショップ・会社のイメージをグッと底上げすることができると思います。
皆さんもベリービーで素敵なオリジナル紙袋を作ってくださいね。