ハンドルまわりに気合の入ったアパレルの紙袋
2019年01月22日こんにちは、ベリービーのカキミです。
今回は女性向けのバッグを中心としたアパレルブランドの紙袋をご紹介します。
全体的には落ち着いた色味でありながら女性らしさや可愛さを感じる紙袋になっています。
ネイビーをメインカラーとしフチにピンクを持ってくることでアクセントになりつつ女性らしさを表現しています。
この紙袋はラグジュアリーラインの紙袋となっておりリボンや紐の色を落ち着いたグレーにすることで可愛さや甘さが出る部分をあえてシックに抑えることでラグジュアリーな雰囲気を表現しています。
サイズ感はベリービーでいうSサイズくらいになります。
奥行きは少し長めにとっていてポーチなど小さめのバッグ等を入れるのかなと思います。
こういったバランスの紙袋は奥行きがあるため斜めから見たときのシルエットが崩れる印象もありますが製袋がきれいなこともありシュッとした綺麗な印象を受けました。
紙袋の色味も暗めのネイビーがメインカラーになっていることも関係してきますね。
なので奥行きが必要な紙袋を作られる場合は、ダークトーンの落ち着いた色味を使用することでバランスの悪さを軽減することができそうですね。
上から見た図になりますが底面には印刷などはされていません。
ハンドルまわりのアップですが色々と加工がされていますね。
紐は定番のアクリルスピンドルです。
まずは、印字有りのリボンが右側についています。さらに表面はグレー、裏面はショッキングピンクと両面で色の違うリボンになっています。
あまり見たことのない仕様ですね。印字付きリボンもたまに見るくらいなのですがダブルでお目にするなんてまあまあレアなことなのかなと個人的には思っております。
続いては口止めシール。高級感の演出に一役買っています。
ベリービーのお客さんでも紙袋と一緒に口止めシールを注文される方はいらっしゃいますね。
皆さんももうワンポイント、イメージの訴求をしたい場合に取り入れてみてはいかがでしょうか。
さりげなくですがアピールすることはでできるかと思います。
さらにハンドルまわりでもう一点。
紙袋の内側にも箔押しが施されています。ホームページのURLが印刷されています。
様々な加工が施された気合の入ったハンドルまわりのご紹介でした。
紙袋の表面ですがエンボス加工が施されていますね。
このエンボス加工はジャガードエンボスと呼ばれています。
厚めの紙を使用しエンボス加工を施すとグッと高級感が上がります。
ただ、厚めの紙にエンボス加工を施すと丈夫で高級感が出る反面、紙袋を折るときに綺麗に折れないことがよくあります。
しかしこの紙袋は本当に綺麗に折りがつけられています。素晴らしい。
さらに紙袋の表面
俯瞰からの写真を二枚続けて見たときに思うのはこの色の組み合わせって難しそうだなーってことですね。
普段はあまり見ない組み合わせの色で紙袋を作っているなと思いました。
特にリボンと紐の色は独特の色味になっていますよね。スモーキーグリーンと言えばいいのでしょうか。
くすんだグレーに少し緑が入ったような感じに見えます。
ネイビーとピンクの組み合わせも多くないと思いますし、かといってまとまって見える辺りがバランスの良さですね。
三色とも彩度を落とし暗めにしていることで統一感が生まれているのだと思います。
皆さんもオリジナル紙袋を作られる際は、色をどうするか迷われることがあると思いますが、今回のように一見難しそうに見える色の組み合わせでも何か共通部分を作ることで馴染むこともあるのでトライしてみると意外と良い結果になるかもしれません。
色の組み合わせが分からない時などはお気軽にベリービーまでご相談ください。