今回もまたまた、印刷にこだわった紙袋
2019年03月26日こんにちはベリービーの紙袋デザイナーのアシタニです。
なんだか、暖かいんだか寒いんだかよくわからない気候で
みなさん体調とか崩されていませんか?
僕は本日、温暖な上海にいます、海外からの紙袋のご紹介になります。
本日もご紹介するのは印刷にとってもこだわった紙袋です。
有名なコスメブランドの紙袋です。
しかし、本当に近頃の紙袋は手提げ紐の「縦留め」が主流ですね。
「縦留め」は現在のところ“自動製袋機”などの機械での製造が不可能です。
そのため、手作業になるので、ほぼ、中国などの海外製造となります。
今回のテーマである紙袋の印刷に関してですが、
表面にわずかな光沢があるのがわかるでしょうか?
この箔押しの背景に印刷されているのはおそらくニス印刷ですね。
前回などでご紹介したUV印刷とは一味違ったしっとりとした仕上がりが特徴です。
オフセット印刷とニス印刷のコントラストがとても女性的で清楚な
美しさを演出していますね。
ロゴマークは上品で繊細なラインを「浮き出し箔」加工が施されています。
口折の折り返しにはモノグラムがオシャレにプリントされています。
そして、冒頭に書きましたように
手提げ紐の取り付け方は
最近の主流である「縦留式」ですね。
この方法だと、紙袋がモコモコしなくて、
エレガントな表情を持たせることができるので大人気です。
本日も紙袋の特徴的な印刷についてお話しさせていただきました。
僕が紙袋魅力に取り憑かれているのは
このように一般的な平面の印刷物とは違った、
色々なこだわり仕様を見ることができるところです。
やはり、紙袋は印刷物というより、「プロダクト」であると言えますね。
本日は、以上です!