ビビットな色と総ロゴが目を引く紙袋
2019年05月10日こんにちは、ベリービーのカキミです。
今回はビビットな黄色とイラストが目を引くお菓子の紙袋をご紹介します。
この紙袋はバターのお菓子で有名なブランドのもので、
以前ベリービーのブログで高級感漂うお菓子の紙袋と箱という記事で
ご紹介したミルフィユのブランドと同じ会社のブランドです。
デザインは彩度が高くはっきりとした色合いの黄色を表面に
口折り部分はグリーンで作られています。
ロゴがランダムに印刷されていて注目を集めそうな紙袋になっています。
マチ部分にもロゴは印刷されています。
「総柄ならぬ、総ロゴ状態」ですね。
ビビットな色味と総ロゴという、かなり攻めた紙袋ですが
おしゃれにまとまっているのは凄いなあ。と率直に思います。
マチのアップです。
英国紳士を思わせるダンディなおじさんのイラスト。
下向きのおじさんが持っているのは「バターシュガーケーキ」でしょう。
上むきのおじさんは「バターキャラメルポット」です。
紙袋に描かれた紳士が持っているものは1つ1つ違うこだわりっぷりです。
個人的にツボなのが、シュガーケーキやおじさんは割と描き込んでいるのに
トレイだけがめちゃくちゃシンプル!なんです。
何なんだ、この差は、、笑
中面と底面には印刷などはされておりません。
外側と打って変わってシンプルです。
攻めと守りのバランスに優れた紙袋ですね。
口折りにはロゴが印刷されています。
こうやって見ると紳士の低姿勢な雰囲気が見て取れますね。
こうしたユーモアがお客さんの心をくすぐるのでしょうか。
紐は、少し特殊な「OFJ」と呼ばれる方法で取り付けられています。
通常口折り部分には強度を保つ為にボール紙が一枚入っています。
この「OFJ」では、ボール紙で紐を挟む留め方なので二枚のボール紙を使用しています。
紐が出る部分にはUを逆さにしたような切り込みが入っています。
少し複雑な工程がかかる取り付け方なのでコストは高くなる傾向です。
コストを抑えるには海外生産で万枚〜の大ロットが必要になります。
口折りのマチ部分には「TOKYO」と印刷されています。
少し前にベリービーのブログでも、同じ部分にリサイクルマークが印刷された紙袋がありましたが
この場所に印刷をするのは増えてきているのかもしれませんね。
プラスチック素材の紐が三つ編みで結ばれていて
通常の単紐に比べて強度が増すのが特徴となっています。
紐には芯部分があり、へにゃっとすることはありません。
その反面、変なくせが付くと残るので気をつけたいところです。
質感に関しては、プラスチック素材なのでこってりとした光沢があります。
底はフチの部分までの印刷となっています。
この紙袋は目を引く黄色と総ロゴ、光沢のある紐と目立ちやすい仕様となっていますが
紙質はクラフト紙でナチュラルな風合いが感じられ、
クラフト紙へ印刷されることで色味も若干ですが優しくなります。
2つめの"攻めと守りの好バランス例"となっております。
こういった派手な紙袋では抑えるところを抑えると
バランスの取れた魅力的な紙袋に仕上がります。
みなさんも目を引く印刷でオリジナル紙袋をお考えの場合は
今回ご紹介した紙袋を参考にしてみてはいかがでしょうか。