ピンクと黒のバイカラーにドットをあしらった紙袋
2019年07月22日こんにちは、ベリービーのカキミです。
赤色のドットが目を引くコスメブランドの紙袋をご紹介します。
化粧品ブランドの紙袋というと、皆さんはどんなものをイメージしますか?
個人的にですが、シックで上品なものや、ナチュラルさや女性らしさを表現したものなど、
ブランドによって様々ありながらも、基本は『シンプルな紙袋』というイメージがあります。
その点、この紙袋は派手な柄と色使いが華やかで印象的です。
このブランドの通常の紙袋は黒地に白いロゴというシンプルな紙袋なので、なにかの
限定デザインなのかもしれません。
サイズは縦型の小さなコスメ用という感じです。
口折部分にもドットの印刷がされています。
内面は少しわかりにくいですが、黒色となっています。
ブランドの本来のキーカラーは黒色だと思うので、今回の紙袋でも
随所にキーカラーを入れてありますね。
ロゴはゴールドの箔押しがされていて高級感ある仕上がりです。
ロゴより下部分のゴールドの模様も同様に箔押しがされています。
この紙袋のドットにも、『シールのような光沢がある』という特徴があります。
というのも、ドットの上からニス引き加工がされているのです。
通常の印刷だけのものに比べ、ドット部分をニス引き加工することによって
物質的な存在感や背景との質感の違いで印象付けることができます。
ハンドルの編み方はツイストロープですが、使用されてる素材がかなり特殊で、
キラキラとした光沢感が。化粧品で例えるとラメのようなイメージに近いかもしれません。
パーティー感あふれる華やかな印象ですね。
ハンドルの内側には糸が入っており、外側はゴールドの紙のような素材で覆われています。
紙袋の底面には、ゴールドの文字で製造国などの表記がしてあります。
最近ご紹介するブランドものの紙袋には、こうした表記がきちんとされていることが多いですね。
この紙袋の底面は内側に折り込むタイプになっています。
表面、裏面共に折りたたみの線が入らない為、デザインが綺麗に見えるのがポイント。
黒色のベタにもニス引き加工がされていて光沢があります。
今回の紙袋はベースの紙はクラフト紙ですが
ポイントにニス引き加工を施すことで、コストを抑えつつ
印象的な見せ方ができるようにと工夫されています。
一般的にニス引き加工は紙袋の全体に施すことが多いですが
あえてドットと下部分の黒色の切り替え部分のみに限定することで
機能的な効果だけに留まらず、デザイン的な価値も生み出していますね。
オプション1つとっても使い方には様々な工夫が施せるものがあります。
工夫を凝らした紙袋が作りたい!という方はお気軽にご相談ください。