表面が布で覆われたジュエリーブランドの紙袋
2019年07月19日こんにちは、ベリービーのカキミです。
深い青色が印象的な布に覆われたジュエリーブランドの紙袋をご紹介します。
こちらのブランドは、歴史が古く17世紀頃に
フランス・パリで誕生したと言われています。
シンプルでありながら美しいブルーの色味と素材の品の良さで
格式の高さを感じる紙袋となっています。
表面のサイズはベリービーバッグのSサイズと同じもので
奥行きはベリービーのSサイズよりも余裕を持って作られています。
ハンドルの長さと紙袋のサイズとのバランスがとても美しく見惚れてしまいます。
紙袋の内面には、ボール紙に似た質感の紙が使われています。
パッと見た感じだと白やライトグレーに見えますが、実はシルバーの色味です。
実際に見ると、表面にラメのようなさり気ない光沢が確認できます。
底ボール紙は内面よりもさらにシルバーといった感じで光沢感が増しています。
ハンドルはコットンリボンで優しい手触りが特徴となっています。
女性モノのアパレルやジュエリーブランドなどに人気のサテンリボンと
同じ形状ですが、素材がコットンで作られているため
よりしっとりとした質感に仕上がっており落ち着きのある上品さが得られます。
ハンドルは安定の縦留めで付けられています。
リボンなどの平紐タイプの方が縦留めとの相性は良いと思います。
紙袋表面には布が張られていて、
他の紙袋とは明らかに違う手触りや存在感があります。
生地はコットン素材かと思いますが編み目の雰囲気はリネン生地のように見えますね。
ロゴは浮き出し箔のシルバー艶ありです。
布地の上に箔押しがされているので、まるで刺繍がされているかのような立体感があります。
同じシルバーの艶ありでも、紙の上に印刷するよりも布地への印刷の方が
光沢のコントラストは控えめになるので上品さを保ったまま高級感を演出できます。
この紙袋の底面は内側に折り込むタイプになっています。
見た目がスッキリする仕様になっているので、綺麗なデザインを生かすことができます。
底面には、紙袋の製造国が印刷されています。
今回ご紹介した紙袋は布を貼り合わせているので非常に珍しい紙袋でした。
手触りの気持ちよさは紙袋ではなかなか味わう事のない質感になっています。
布地の特殊性を生かすためかデザインやその他の仕様はミニマムに作られています。
ベースカラーはブルーでロゴがシルバー、内面もシルバーで、2色を
バランスよく使った構成の紙袋といえるでしょう。
仕様のポイントはハンドルの縦留めと、底面の内側への折込み。
余計なものをなくし、シンプルなデザイン面をより美しく見せる工夫がされています。