クラフト紙でも高級感のある紙袋
2019年09月18日こんにちは、ベリービーの谷山です。
今回ご紹介するのは、紙の質感を活かした晒クラフト紙の紙袋です。
いかがでしょうか。
晒クラフトの白色を基調としてすっきりとまとまった印象ですね。
遠くから見るとわかりませんが近くで見てみると
紙の質感がしっかりと出ています。
こういった質感のある紙は、
ナチュラル、オーガニック、柔らかい、というような印象が一般的にあります。
反対に光沢を出したり加工を加えた紙を使った紙袋は凝っていて高級感を感じやすいです。
ですが今回の紙袋、とても高級感があるように見えますよね。
もう一度全体像を見てみましょう。
高級感を感じるポイントとして、まずシルエットです。
縦長なサイズはもちろん、持ち手の結び目をださない縦留めと呼ばれる留め方。
この留め方にすることで正面の縦長さをより強調することができています。
縦のラインが強調されると、すっきりとした印象を感じやすいです。
そしてリボンですね。
一般的によく知られるサテンリボンのような光沢を
編み方によって抑えたグログランテープといいます。
サテンリボンのフェミニン・ガーリーな印象を抑えて、高級感を出したい!
というお客様によくお選びいただきます。やはりエレガントさがアップしますね。
光沢が控えめな分、男性にも持ちやすいのではないでしょうか。
ロゴはゴールドの印刷です。
高級感を出す際、箔押しと呼ばれる薄いアルミ箔を使った加工がありますが、
光沢をグッと抑えた今回のような色も、なかなか素敵です。
光り方に深みがあるので、アンティーク調にも感じられますね。
ロゴで使われているフォントをみると細いラインがふんだんに使われています。
こうした細いラインがすごく細いフォントは繊細な印象があるので、
女性的なデザインにしたいときにおすすめです。
紙袋全体のすっきりとしたイメージは、実はこのロゴから強く感じているかもしれません。
フォントも奥が深いですね、、!
今回はナチュラルなクラフト紙を使いながら、高級感を感じさせる紙袋を詳しく見てみました。
全体のイメージを左右するのはボディかと思いきや、意外とハンドルやロゴの影響もあるんですね。
お客様の使いたい紙や形をベースに、イメージに合った紙袋製作をしていただけるよう
サンプルをたくさんご用意してお待ちしています!ではまた!