高級感を象徴するオリジナル紙袋のデザイン
2011年06月06日こんにちはベリービーの芦谷です。
今日はみなさんもよくご存じのブランド
「グッチ」の紙袋をご紹介します。
まず、この紙袋のベース素材は
蒸着紙と言われる“アルミ”と紙を貼り合わせた用紙が使われています。
よく、鏡面仕上げの紙がありますが
それと同じ種類の紙です。
特徴としては強度があり、
インクでは表現できない独特の光沢感を持っていることです。
そして、多くの高級ブランドに使われている紙袋同じように
かなり厚手の用紙を使っています。
おそらく、200g以上の厚みがあるのではないでしょうか?
それから、ロゴの処理ですが、
シンプルなデザインながら存在感を持たせるために
浮きだしの箔押し処理となっています。
浮きだし箔押しは
文字のエッジの部分に特徴があり、
一般的な箔押しに比べ力強さが表れます。
価格的には一般的な箔押しの1.5倍ぐらいかかります。
そして、内側の処理も流石ハイブランド!!といった印刷です。
メタリック調の焦げ茶色のインクで
「グッチ」の特徴的なモノグラムが印刷されています。
※手提げ紐の括り目も見えないように処理がされています。デザイン上余分な物を一切見せない設計です。
この紙袋は
とってもシンプルなデザインですが
素材とデザインの絶妙なバランスが織りなす“高級感”を見事に
表現した作品です。
こんな紙袋を手にしたら
なかなか捨てることができませんね。