シンプルにこだわりを詰め込んだ紙袋
2014年08月08日こんにちは、ベリービーの加茂です。
本日ご紹介する紙袋はこちら!
ずばりシンプル。きれいなデザインです。
よく見てみましょう。
袋のふちをすべて革のパイピングのように
ブラウンのラインがいれてあり、しまりがあります。
これは紙を袋の形にする際に、ずれて折ってしまうと
ふちのラインの幅がバラバラになってしまうので、
とても繊細な仕事です!
また糊づけの部分が側面の中央にきています。
普通の糊づけの位置でいくとブラウンの箇所に
紙の切れ端がくるので、それを避けたんでしょうか?
ハンドルは平紐と呼ばれる一般的なものですが、
同じ紐でも、色や紙とのマッチングでかなり見え方が違います。
紙全体にエンボス加工がされています。
ロゴは浮き出し加工がされています。
写真で見ても、街ですれ違ってもあまりわかりませんが、
手に取った人だけが感じられるこのこだわり。
紙袋はお店や会社からのメッセージなのかもしれませんね!
リボンがついていますがこれもハンドルと同じ平紐です。
リボンで女性らしさがでていますが、
サテンなどの素材と違いブリブリ見えないですね。
リボンはデザイン性のためだけでついているわけではありません。
実は片方は口折りの部分に留っていて、リボンを結ぶことで
袋の口が閉まるんです。
と、いうわけで。
このように片面はリボンのない面になっています。
これはこれできれいです。
と、今までで一番長い紹介だったんではないでしょうか。
それほどに細かいこだわりが見て取れる完成度の高い紙袋でした。