いろいろな紙袋のリニューアルについて その4
こんにちは。百貨店や高級アパレルブランドのリニューアル紙袋を紹介してきた「いろいろな紙袋について」シリーズの4回目では、やはり有名なパティスリーの紙袋をご紹介していこうと思います。
目次
創業25周年を機にリニューアルした紙袋
世界トップクラスのショコラブランドの紙袋は、商品はもちろんパッケージにも並々ならぬ力を入れています。
2013年に創業25周年を機にリニューアルされたオリジナル紙袋は、このパティスリーのブランドカラーである『カストール』(うすめの茶色)と『ミッドナイトブルー』の色合いが使われています。
そこにモードの世界で定番のストライプやドット、グレンチェックや千鳥格子といった柄をアレンジしており、デザインの幅を出しながらもロゴや色を揃えて、シンプルにまとめていることで統一感を感じるデザインとなっています。
(https://www.andersen-group.jpより引用)
ちなみにこのショコラブランドはフランスのブランドなのですが、紙袋のことを『サック』、箱のことを『ボワットゥ』と呼んでいます。
箱の柄も紙袋と揃えており、もちろんカラーも統一されています。紙袋とセットでもらうと取っておきたくなります。
数多くある限定デザインも、さすがのクオリティ
芸術品のようなショコラを作るブランドらしく、パッケージも目に楽しいものが数多く発表されています。
ショコラの一大イベントであるバレンタインは当然のことながら、毎年コンセプトのあるデザインのパッケージを発表しています。
(https://ippin.gnavi.co.jp/article-16215/より引用)
他にも、店舗の場所限定のデザインも。
たとえば、京都店ではブランドカラーであるカストールをメインに、京都らしさや華やかさを感じるゴールドを組み合わせた京都限定の紙袋があります。京都店1周年では、それを元にして作られたトートバッグを限定販売されたこともありました。
(https://isuta.jp/139468より引用)
メインカラーやデザインに統一された軸のようなものがあれば、こうしてたくさん展開しても「あのブランドのものだ」と認識されやすくなります。リニューアルデザインをする場合は、ここらへんのことも意識して作ると、よりお客様の記憶にとどまりやすい、効果的なオリジナル紙袋ができそうですね。
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