オリジナル紙袋のデザインに迷ったあなたへ。 伝えたい紙袋デザインのヒント
「オリジナルの紙袋をつくろう!」と思っても、イメージが漠然としたままでは、いつまでたってもひとつの形として完成させることはできません。また、もし完成させられたとしても、当初に思い描いていたものとはどこか違うものになってしまいかねないでしょう。そうならないためには、紙袋のデザインをしっかり固めてから作成することが大切です。そこで、紙袋のデザインを考えるときのヒントをお教えします。
目次
紙袋で伝えたいメッセージは?
紙袋は、単純にものが入れられればいいというものではありません。デザインを考えるときは、「紙袋のデザインによってユーザーに何を感じてもらいたいか」を考える必要があります。
企業のイベントで使う紙袋なら、イベントコンセプトやイベントを開催した理由などをアピールしやすいデザインがいいでしょう。一方、ショップで普段に使われる紙袋であれば、ブランドのイメージに合ったものであれば、よりブランドのコンセプトが伝わりやすいでしょう。
紙袋のデザインは、紙袋単体のみでなく、それを利用するシーンや持つことになるユーザーのことまで考える必要があるのです。
思いつく要素から、キーワードやイメージカラーを抽出する
紙袋をどのようなイメージで作るのかを決めるために、まずは足がかりとして抽象的なイメージを形にしてみましょう。いくつかの方法を紹介します。
たくさんの人に聞く
社内のスタッフはもちろん、取引先の関係者など、できるだけ多くの意見を聞いてみましょう。ユーザーが利用する紙袋であれば、アンケートなどを使って、ブランドイメージや今後期待する展開などを調査するのも一つの手段です。できるだけ多くの人に意見を求めることで、偏りなく紙袋づくりのためのヒントが得られるはずです。調査方法には、インターネット上で行うアンケートや、SNSにおけるユーザーの発言調査、店舗での聞き取り調査などがあります。
ブレストを行う
ブレストは、ブレインストーミングの略称です。会議とは違い、意見を否定することなく多くの発言を引き出すことが目的で行われます。話を脱線させないためには、ファシリテーターをおく方法や、ふせんを利用してイメージするカラーやテイストを書き出す方法などをとることがおすすめです。
ブレストによって出されたアイディアや、アンケートの結果を集計し、できるだけ多くの人が感じているイメージや求める形を具体化してみましょう。かっこいいテイストなのか、かわいい雰囲気なのか、癒されたいのか、といったイメージがはっきりしたら、次に、それに合ったカラーを考えていきます。
この時点で具体的なデザインを考え始めると収集がつかなくなる恐れがあるため、まずは目指すべきテイストと使いたい色を決定してしまうのがおすすめです。
ブランドカラーやコーポレートカラーがある場合は、それをデザインに取り入れるのもいいでしょう。ただし、出したいテイストと色のイメージが合わない場合、無理に両方採用するとちぐはぐなイメージになってしまいます。どちらを優先すべきかについても検討しましょう。
berryB BAGならショールームでデザイナーに相談できる!
テイストやカラーの方向性が決まったら、いよいよ実際のデザイン作成の段階です。
もちろん、自社の内部だけで検討してデザイナーに発注する場合もあるでしょう。しかし、それが難しい場合、berryB BAGであれば、検討段階からプロのデザイナーが作った過去の紙袋を参考にしたり、ショールームで相談したりすることができます。
berryB BAGのショールームには、実際の過去実績が多数展示されていますから、実物を見ながらイメージを固めていけます。頭の中で思い描いているだけではなかなか形にならないデザインも、実物を見ながら相談すれば、はっきりと形をイメージすることができるでしょう。数多くのデザインを手掛けてきた紙袋デザイナーのプロに相談することができるため、デザインに自信がない方でもご安心いただけます。
berryB BAGの紙袋デザイナーとは、メールのやりとりで相談をすることもできますが、やはり、実際にショールームに足を運んで実物を見ながら相談した方がスピーディな決定が可能になります。ショールームは大阪と東京の2か所にありますから、可能であればぜひ一度足を運んでみてください。じっくりデザイナーと話をするためにも、事前予約をしてからいらっしゃるのがおすすめです。
また、遠方の場合は、無料サンプル請求がおすすめです。これは、過去に作成された紙袋を実際にサンプルとしてお渡しするサービスです。仕様とデザインイメージ、仕様用途を選べるほか、使いたい色合いや具体的なイメージ、コンセプト、キーワードなどをコメント欄に記入すれば、よりイメージに近いものをお送りすることができます。
紙袋デザインに迷ったら、まずはデザインコンセプトについて考えてみましょう。伝えたいメッセージを意識することで、デザインのヒントが得られるかもしれません。おおよその方向性が決まった後は、ショールームやオンラインでberryB BAGに在籍しているプロの紙袋デザイナーと相談しながら作成を進めるのがおすすめです。イメージを具体的に伝えることで、より希望にあったデザインの提案が受けられます。
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