集客力のあるオリジナル紙袋を作りたい!色で変わる人の心理とは?
オリジナル紙袋を制作するときは、「自分の思うデザインを実現させる」「ブランドイメージにあった紙袋を作る」といったことが大切です。
しかし、一番重要なのは、「紙袋によって集客力をあげる」ということではないでしょうか?ブランディングに役立てたい、満足度を高めたい、というのは、すべて「集客力を高める」ということにつながります。集客力アップに役立つオリジナル紙袋を作るためのポイントについて考えてみましょう。
目次
紙袋は絶好の広告媒体
紙袋は、「品物やパンフレットなどを入れるためのもの」です。しかし、それと同時に、「絶好の広告媒体」でもあるのです。「チラシ」について考えてみてください。ポストに入れられていたり、街中で配布されていたりするチラシは、多くの場合、すぐに捨てられてしまうでしょう。しかし、紙袋は、少なくとも受け取ってから家に持ち帰るまでは、捨てられることなく利用されます。その上、デザインが気に入れば、繰り返し利用することもあるでしょう。
紙袋を使うということは、それを持っている人自身にお店やブランドをアピールするだけでなく、道行く人や電車で乗り合わせた人に対しての広告効果も発揮します。電車で前に立つ人の紙袋がなんとなく目に入ったという経験をしたことのある方も多いでしょう。そのとき、紙袋のデザインが魅力的であれば、「どこのお店かな?」と思った経験はないでしょうか。
そこで大切なのが、「紙袋でショップイメージを表現する、作り出す」ということです。ブランディングのためにも、「見る人の印象を意識したデザイン」の紙袋を作ってみましょう。
色によって人に与える印象は変わる
見る人の印象を左右しやすい大きなポイントのひとつに「色」があります。細かいデザインはわからなくても、色であれば、遠目でも意識しやすいでしょう。また、色で目をひくことで、細かいデザインに気づいてもらうということもできるかもしれません。
街にあふれる「色」について、少し思い出してみてください。信号機の「赤」は、看板の「キケン!」といった文字にも利用されています。これは、「赤」という色に目がいきやすいのと同時に、興奮や破壊といった強いイメージを持つ色でもあるからでしょう。さらに、黄色も、「注意」といった看板の色によく使われています。黄色には、注意を促すという働きがあるため、「もうじき赤色になる」というタイミングの信号機や、注意の看板に利用されているのです。
このように、色は生活のなかでさまざまな役割を果たしています。「青は食欲を減退させる」「暖色は落ち着いてリラックスできる」「白は清潔感がある」などのイメージを抱いている方も少なくないでしょう。実際に、レストランでは暖色や白色が使われることが多く、真っ青や真っ黄色、蛍光色などの内装のレストランは、あまり見かけません。
つまり、「紙袋にどのような色を使うか」ということで、「ブランドに対してどのようなイメージを持ってほしいか」ということを左右することができるのです。もちろん、自分の好きな色を使用したり、ショップカラーやブランドカラーを利用したりして紙袋を制作するのもひとつの方法です。しかし、ブランドイメージに合わせたデザインにすることで、より集客力を高められる可能性があるということについては知っておきましょう。
それぞれの色が持つ意味について、簡単にまとめてみました。
ブルー
信頼、冷静、知性、涼しさ、気持ちを落ち着かせる、自立など。ビジネスシーンで使われることの多い色合いです。
レッド
情熱、活発、エネルギッシュ、愛など。興奮といった要素も持つレッドですが、リーダーシップを感じさせる色合いでもあります。
イエロー
明るさ、若さ、元気、好奇心など。警戒を感じさせる色でもありますが、気持ちを華やかにしたり、パッと明るい雰囲気にしたりする効果も持っています。
グリーン
自然、調和、バランス、リラックス、安心など。自然を感じさせるグリーンは、落ち着いた優しいイメージの色です。
ブラウン
ぬくもり、伝統、重厚さ、堅実さなどを感じさせる色です。ブラウンのなかにもいろいろな色味があり、それぞれによって受け取る印象が変化します。
オレンジ
社交性、にぎやか、陽気、あたたかみなど。「ビタミンカラー」などと呼ばれることもあり、明るくポップな印象が強い色ですが、電球の色など、優しいあたたかさや家庭的な雰囲気を感じさせる色でもあります。
それぞれの色が持つ特徴をつかんだうえで、紙袋の色について再考してみてはいかがでしょうか。ユーザーに感じてもらいたいイメージを元に色を選択することで、より集客力の高い紙袋が作れるようになるはずです。
どのような色を選べばいいかわからないというときは、紙袋デザイナーに相談してみるというのもおすすめです。ベリービーバッグには、紙袋専門のデザイナーが在籍しています。ショップイメージやコンセプトから、適した色合いをご提案することも可能ですから、ぜひ一度ご相談ください。
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