オリジナル紙袋づくりに必要な作業!「入稿」って?
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こんにちは。素敵なオリジナル紙袋、作っていますか?
そんな素敵なオリジナル紙袋づくりに欠かせない作業である「データ入稿」。はじめて紙袋をオリジナルで作ろうという方には耳慣れない言葉ではないでしょうか。
今回は「データ入稿」について、データの作り方など含めて基本的なことをお伝えしていきます!
目次
そもそも「データ入稿」ってなに?
「データ入稿」とは、お客様が作った(もしくは持っている)データを業者(ここでは紙袋を作る前提でお話しますので、紙袋メーカー)に渡す作業のことをいいます。
ベリービーバッグでは、入稿するデータはイラストレーターというアプリケーションを使って入稿していただいています。
手順としては、ベリービーバッグの場合で簡単に言うと下の画像のような流れで入稿データを作り、業者に送ることになります。
こうして送信されたデータを元に、オリジナル紙袋が作られます。
とはいえ、ちょっと簡単に言い過ぎて「よくわからない」という方もいらっしゃるかと思います。そこで、各手順をベリービーバッグのサイトを元にして、もう少し詳しく説明していきます。
どうやって「データ入稿」するの?
1.まずは「テンプレートをダウンロード」から
ベリービーバッグでは、商品ごとに基本サイズがあり、そのサイズごとにテンプレートをご用意しています。
まずはサイトのサイドバーにある「テンプレートダウンロード」からテンプレートのページに入り、そこから作りたい商品のうち、希望のサイズのテンプレートをダウンロードします。
2.ダウンロードしたテンプレートにデザインを配置する
ここではわかりやすくロゴだけのデザインの紙袋で説明します。
さきほどダウンロードしたテンプレートをイラストレータで開きます。紙袋の正面、センターにロゴを配置するデザインだと、こんな感じで配置してデータを保存すればOKです。
細々とした指示はすでにテンプレートに書かれているので安心ですね。
3.間違いがないかチェックする
入稿する際はここが一番重要な手順です。デザインが作りたいとおりに配置されているか、紙袋に入れたい文字に間違いがないか、などは当然として、データを作る上では次の点にも注意を払う必要があります。
・文字が「アウトライン」されているか?
「アウトライン」は、フォント(書体)を書体データからオブジェクトデータに変更することです。
なぜアウトラインをするか?というと、フォントを正常に表示するには、使っているPCにそのフォントの書体データが入っていることが必要であることが理由となります。
たとえば、自分のPCで表示できているフォントでも、送る相手のPCにそのフォントの書体データがなければ、左のように別のフォントで置き換えられてしまうのです。
それを防ぐために、入稿データを送るときはフォントを「かたち」として表示する「アウトライン」が必須です。
・ロゴが「画像データ」なっていないか?
ロゴが「オブジェクトデータ」か、それとも「画像データ」かも重要なチェックポイントです。
配置したいロゴの最適なデータとしては、かたちとして表示される「オブジェクトデータ」です。拡大しても境界線がぼやけないのが特徴です。
逆に、不向きなのが「画像データ」です。とくに解像度が低いものは境界線がぼやけてしまうので、はっきりきれいに印刷できません。
「画像データしか手元にない」という場合は、ロゴをなぞってオブジェクトデータ化する、ロゴトレースを依頼するといいでしょう。
・箔押しやシルクスクリーンをする時にできないもの
印刷ならばこうした細かな表現もできますが、ホットスタンプのような「箔押し」や、シルクスクリーンではつぶれやかすれが生じるので不向きです。
こだわりのデザインでも、仕上がりでつぶれてしまってはその良さが伝わりにくくなってしまうので、ある程度単純化できるところは変更しておいたほうがいいでしょう。
4.入稿送信フォームでデータを送信する
はじめにテンプレートをダウンロードしたときと同様に、サイトのサイドバーにある入稿送信フォームのバナーからページに入り、作った入稿データを送信します。
送信する際は、必要なデータをすべてひとつのフォルダにまとめ、フォルダを圧縮してください。
入稿の一通りの手順を簡単に言うとこんな感じです。
今回は簡単に説明するためにロゴのみのデザインの紙袋でしたが、紙袋全面に柄が印刷されているものや、画像を入れたデザインの場合はまた違った注意点がありますので、少しずつお伝えできればと思います。
「そもそも作るのが難しい」という場合も、ベリービーバッグでは好きなロゴを選ぶだけでオリジナルロゴが作れる「ロゴテンプレート」や、紙袋デザインをそのまま使える「紙袋デザインテンプレート」など、様々なサービスをご用意しています。お気軽にスタッフにご相談くださいね。