ブランド品から身近な紙袋まで。美しい木の紙袋アート
紙袋に繊細な切り込みを入れ、紙袋の中に木のかたちを作り出す作品を見たことがあるでしょうか。沖縄県出身の美術家で、現在はニューヨーク在住のアーティストである照屋勇賢さんに作られたこの作品は、「告知-森」(Notice-Forest)という作品で、照屋さんの代表作であり、出世作です。
※画像はwww.fashion-headline.comより引用
(taguchiartcolletion.jpより引用)
ブランド品の紙袋から、日常生活でもよく目にするファーストフード店の紙袋まで、さまざまな紙袋を切り抜き、精巧な木のイメージが作られています。
切り口からの光で木漏れ日ができる様子が美しいですね。普段の生活で無意識に消費されていく紙袋から木を作りだすことで、その紙がもとは木から作られたというメッセージも込められているとのことです。
作品の木はすべて実在している木を写真に撮り、それを見ながら再現しているそうで、ひとつひとつリアリティを感じる木が浮かび上がっています。木に詳しい人は何の種類の木か、予想しながらみるという楽しみかたもありそうですね。
(https://plginrt-project.comより引用)
照屋さんは紙袋の他、本やトイレットペーパーの芯からも木や植物を繊細に切り出す作品も作られています。日常で見かける紙袋でこんな不思議な世界を表現するとは驚きですね。
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